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空家対策特別借置法による略式代執行

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2016年4月2日

高森町から空き家の一部(屋根・外壁)が通学路に崩れそうなので相談があった物件が、空家対策特別借置法によって略式代執行で解体しました。

1年以上前に見に行った時よりさらに危険な状態で、解体作業もやりにくい状態だったんです。

この建物の所有者が不明で町でも色々探したようなのですが、見つからず2月末に解体撤去を命ずる公告を官報などに掲示し1ヶ月の期限までに処置されなかったので行使されました。

県内初だそうで、マスコミも駆けつけました。

最低限の解体工事で、危険な屋根と崩れそうな外壁のみ撤去 廃材もそのまま現場に置いておくといった作業内容で、撤去工事後も養生やワイヤーによる補強工事までとなりました。

今後こういった物件も出てくると思います。

空家対策も、前向きな有効活用だけでなく、老朽化が進む物件については、こういった撤去処分となります。

建築に携わるものとして、今後も考えなくてはならない案件ですね。

工事前に町から説明を受け作業開始

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