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災害派遣

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2014年12月20日

先月起こった長野県北部地震の災害派遣で白馬村に行ってきました。

建築士会からの要請で、今回住宅相談として 要望のあったお宅に伺いお話を聞いてきたんです。

午前中2軒伺ったんですが、震源地に近い地域の中でも比較的被害の少なかったお宅で、震災後の応急危険度判定では、黄色い紙が張られていました。

どちらも壁の損傷が大きいんですが、構造材は、しっかりしておりすぐに倒壊することは無い住宅で、そんな説明をして安心されていました。

午後伺ったお宅は、震源地からは、少し離れており応急危険度判定もされておらず、今回初めての訪問だったんです。

こちらも少し壁の損傷があったんですが、特に問題は無いということで、ホッとしておられました。

どのお宅も土蔵があり、土蔵の壁の方が、被害が大きいようです。

今回話を聞く中で改めて地域のつながり近所付き合いの大事さを感じました。

震災時隣近所声を掛けあい安否確認を自主的に行うことで、死者がいなかったのではないかと思います。

また、雪の多い地域、建物の造りも」しっかりしていたのが、良かったんじゃないかと思います。

被災者の皆さん これから冬本番、厳しいと思いますが、頑張って欲しいと思っています。

震源地に近い地域     

屋根には、1m以上の雪

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